インターネットで中古カメラを売るメリットを考えみた

箇条書き

・カメラ業界は日本メーカーがシェア率90%以上(キヤノン、sony、ニコン、富士など)→日本から海外に高値で売れる=世界中のバイヤーが日本に集まる。

・単価が高い割にコンパクト&劣化しない(廃棄リスク0)&相場の変動がほぼない。→長期保存にGood

(相場の変動が少ないのは需要が高いから?撮影=狩猟という本能によるもの?本能は消えない)

・リユース業全体が右肩上がり、2018年度は2兆超え。そのうちネットは1.2兆円,店舗販売は1兆円。ネット>店舗

2兆のうち、CtoCは8000億で爆上げ中。BtoC は1.4兆円くらいだけどいずれCtoC(メルカリ、ヤフオクなど)に追い抜かれる。

・新品カメラ市場は縮小だが、中古カメラ市場は年々流通量を増している。2017年に中古カメラ市場は600億円を超え、2018年には671億円。

(ちなみに新品カメラ市場は1000億円ほど。新品:中古=5:3というエグい割合。そのうち中古市場が追い抜くかも。)

・中古カメラ市場は現在600-700億円、そのうちメルカリ・ヤフオクなどのCtoCの割合は4割ほどで400億円くらい。(残り200億円強は店舗販売などのBtoC)

半分以上がCtoC。今後もますます増加。

・CtoC400億円のうち、ヤフオクの「カメラ、光学機器」の年間流通金額は200-250億円くらい。7割近く。かなりシェアをとってる。ヤフオク>>>メルカリ

・これは主観だが、中古カメラ転売=難しそう、という先入観があり新規参入者が少ない。

・自宅でカメラ転売は固定費がない。実質家賃くらい。固定費がないのはうまい。

 

なんでカメラって人気なの?

保存欲求。蓄えておきたい。残しておきたい。手元に置いておきたい。

最近はミニマリスト、物を持たない、という風潮があり必要以上にものを持つ若者は減少?

一方、写真はデータ化できるので何枚でも取れる、所有することに抵抗が少ない。

 

なんで中古カメラって売れるの?最新機種の方が良くない?

機能性を追求したら当然最新機種になる。プロカメラマンはこっち。

だけど、中古カメラには機能性でなくコレクションとしての価値がある。

そもそも綺麗な完璧な写真を撮ることが目的ではない。コレクション、希少性、所有欲求を刺激。

撮影欲求は無くならない。ホームボタンを排除したiPhoneですらカメラ機能は残しているのが証拠。

 

なぜメルカリよりヤフオク?

どっちでもいいけど、ヤフオクの方が単純に「中古カメラが集まる場所」というイメージが定着している?

=お客さんもバイヤーも集まり活気がある。けどメルカリも徐々に侵攻中。

メルカリ=若年層が多い=若者に刺さる商品が売れる

ヤフオク=おじさまが多い=マニア層に刺さる希少性のあるカメラが売れる。

若年層vsおじさま お金をたくさん持っているのはおじさま

ヤフオクの方が販売するための機能(オークタウン、オークファンなど)が充実している。

メルカリはおそらくバイヤーを排除したい。CtoCを徹底したいので再出品ツールなどは認めていない。

=業者が参入しづらい=希少性のある単価の高い品は出品しづらい。メルカリが方向展開しない限りはヤフオクが優勢な気がする。

 

まとめ

リユース業界全体が右肩上がり、中古カメラ業界も右肩上がり。

撮影欲求は消えない、本能に根ざしているから。(=風俗業界と一緒)

カメラメーカーのシェアは日本が独占。かさばらない(送料安く済む)、単価高い、相場動かない。

そんな中古カメラを最強のプラットフォーム「ヤフオク」で販売するのがもう、超強い。

実際ebay、メルカリ、などで売ってみたけど、体感済み。しばらくはヤフオク一択。

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