暗黒の中学校時代

日記(たわいない事)

〜暗黒の中学校時代〜

 

中学校時代、僕は自分を殺していました。

自分の感情を押し殺していたのです。

 

それは全てを勉強に費やし、人に勝つためでした。

 

小学生の頃の僕は

学校が終わると、リュックを家に投げ捨て

すぐに友達の家に遊びに行くような普通のわんぱく坊主でした。

 

 

その時、勉強は一切していませんでしたが、毎日が楽しくて仕方ありませんでした。

 

家に着くなり、まずゲームをやって、

飽きたら外でサッカーとかドッチボールで遊んで

母親が迎えに来るまで遊び倒す毎日です。

 

しかし、そんな日が続いたある日、ある事件が起きました。

 

それは

僕の3つ上の兄が高校受験に失敗してしまったこと。

 

受験発表に行った兄が、家に帰り、玄関を開けると目に涙を溜めて

「落ちた。。。。」と一言発し、

その後、しばらく部屋に引きこもっていたのをよく覚えています。

 

兄には申し訳ないですが、この時

「勉強しないと失敗するんだ」「兄のようにはなりたくないな」

と思いました。

 

それと同時に

「人に負けたくない」と思うようになりました。

 

そして中学校入学以降、僕は良い高校に行くため、他人に勝つため

友達と遊ぶことをキッパリ辞め、学習塾に入り勉強を始めます。

そしてガリ勉中学時代が始まります。

 

中学校での内申点(成績)が良いほど、高校受験に有利になります。

内申点はテストの点数でほとんど決まります。

 

なのでテストは非常に重要でした。

僕はテスト2週間前から勉強計画を作り、

毎日23時頃まで猛烈に勉強をし、

開始直前まで教科書を手から離さなかったほどやり込みました。

 

小学生の頃、ほとんどテストで30点以下だったバカな僕は

最初の方こそ良い点数を取れませんでしたが、テストは暗記モノだと気づき

その後は勉強をすればするほど点数はぐんぐん伸びていきました。

 

 

中学3年生になる頃にはテストの平均点は90点になりました。

そして人に勝つ快感を覚えるようになりました。

 

その頃から僕の中で

テストの点数がその人の価値であると考えるようになりました。

 

そして

良い高校へ進み、

一流大学に進み、

一流企業へ就職することが

人生の勝ち組であり、勝者なんだと思うようになったのです。

 

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