【心境吐露】やり切る達成感と辛さ。

以下書き殴りで失礼します。

カメラの販売とは別に一本1年近くかけて取り組んできた別の商品のスタートをようやく迎える。長い道のりであった。かかった費用は100万円をゆうに超える。人件費を考えたら300万円以上かかっていると思う。それに精神的にかなり負荷がかかった。一つ一つのタスクは大したことがないが、積み重なればとてつもなく感じる。リリースを直前に控えよくここまでやってこれたなと実感している。達成感もあるが、それ以上に恐怖も感じている。失敗したらどうしよう、というとてつもない恐怖感がある。他の人から見たら、全然大したことないように思うが、自分が責任を持って進めたプロジェクトだとそんな風には全く考えられない。小さくまとまって、早く完結させたい。終わらせたい、やり切って終わりにしたいと感じている。当初はやりたい!面白そう!チャレンジしたい!と感じたがここまで長期プロジェクトになると圧倒的に義務感とプレッシャーがのしかかり、それなりに辛いものがある。ここまでやったのだからやり切らねばという義務感で動いている。宣言し、自分にプレッシャーを課したからこそここまでやってこられた。よく、物事を成すなら宣言せよ、というが、それはそれ相応に辛いものがある。というのを改めてよく感じた。ジワジワとした長いプレッシャーだった。(まだ続くが。)
ビジネスとはものやサービスを提供すること。つまりお客さんの期待に応える、その対価としてお金をいただく。このお金をいただくことに対して、強烈なプレッシャーが働く。いただくほどのことをしているのか?満足できる商品なのか?不具合があったらどうしよう、クレームが来たらどうしよう。
何か事故が起こったらどうしよう。期待に応えたいけど、絶対に答えられるという確証がないからビビっている自分がいる。大きく踏み出さないでいる。途中で放棄してしまって楽をしたいけど、それはそれで許せない自分がいる。これもエゴかもだけど。だから売りたいけど売りたくない、やりたいけど怖いという矛盾を抱えたまま走っている。ブレーキとアクセルを同時に踏みながらノロノロとここまで辿り着いてしまった心境だ。けどこれを選んだのは自分、全部自分で選んで決めてきた。だからメンバーのためにもお世話になった人のためにも一応の完結は作りたいという一心だ。

このビジネスを通じて、本当に多くのことを学んだ。

とにかくやることが多かった。基礎知識インプット、サンプル探し、商品制作、マーケティング、撮影、クリエイティブ作り、全体のフレームワーク決定、資金管理、仕入れコストや販売の計算、実地テストetc・・
ものをゼロから作るという体験とその大変さを味わった。コストもかかるし、修正できなかったりするし、期待は裏切られることばかりだし、うまくいくのかわからないし、考えることが多すぎた。+カメラ関係だったり、諸々やることが多すぎて、完全にキャパオーバーになった。本当に反省反省の連続だった。

その他にもメンバーと共にビジネスをする楽しみや苦労、カメラせどりの有り難さ、資金が底をつく恐怖。捉え方にもよるが今回はビジネスの大変さをよくよく感じた。本当にいいことばかりではない。大変でめんどくさいことの方が圧倒的に多い。
(その結果、自分には経営は向いていないだろうなとか、個人事業主がベストだろうと現時点では思う。)
コロナや情勢も重なり、自分の努力だけではコントロールできないもどかしさ、モチベーション管理、業務の洗い出しやタスク整理、優先順位づけの大切さ、何かを諦めること。辛さの中で多くを感じることができた。

結果、カメラ以外のビジネスに取り組みたいという自分の願望は叶ったように感じる。

 

まだまだ先はあるが、ひとまずそれなりの区切りがついたので
現在の心境を書き綴っておきました。いつかの自分がこれを見て、甘ちゃんだなと感じられるよう精進したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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